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三朝小唄

野口雨情 作詞
中山晋平 作曲

1
泣(な)いて別(わか)れりゃ サイショ空(そら)までエー
ヨイトヨイトサノサ 曇(くも)る
曇(くも)りゃ三朝(みささ)がよ ヤレ
三朝(みささ)がよ 雨(あめ)となるヨー

2
大瀬(おおぜ)ぼうきじゃ サイショ三朝(みささ)がエー
ヨイトヨイトサノサ 見(み)えぬ
三朝(みささ)山陰(やまかげ)よ ヤレ
山陰(やまかげ)よ 山(やま)の中(なか)ヨー
「ハ出雲(いずも)の帰(かえ)りにゃ 又(また)おいで
寄(よ)らずに帰(かえ)るは 二心(ふたごころ)
その時(とき)ァ私(わたし)が 追(お)ってくヨー」

3
三朝(みささ)湯(ゆ)の神(かみ) サイショ二人(ふたり)がエー
ヨイトヨイトサノサ お好(す)き
一人(ひとり)ゃ寝(ね)しゃせぬよ ヤレ
寝(ね)しゃせぬよ 帰(かえ)しゃせぬヨー

4
三朝(みささ)河原(かわら)に サイショ河鹿(かじか)がエー
ヨイトヨイトサノサ 鳴(な)くよ
恋(こい)し恋(こい)しやと ヤレ
恋(こい)しやと 主(ぬし)を呼(よ)ぶヨー

5
三朝(みささ)三朝(みささ)と サイショ皆様(みなさま)エー
ヨイトヨイトサノサ いやる
恋(こい)の懸橋(かけはし)よ ヤレ
懸橋(かけはし)よ あればこそヨー
「ハ出雲(いずも)の神様(かみさま) 縁結(えんむす)び
寄(よ)らなきゃ後(あと)から 追(お)ってくヨ
追(お)っつきゃその時(とき)ァ 掻(かっ)ちゃくヨー」