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電卓を作る
その1 フォームの設計

はじめに

 今回は,簡単な電卓を作ってみます。できるのは四則計算のみという簡単なものです。

フォームの設計

 まず,ツールボックスからラベルとボタンを選び下の図のようなフォームを作成します。

 
 数字を表示するところは,普通はEditコンポーネントやMemoコンポーネントを使うと思いますが,ここではLabelコンポーネントを使ってみました。上の図のLabelコンポーネントのプロパティは下のように設定します。

 
 ここで変えた部分は,
 「AutoSize」
 「BDiMode」
 「Color」
 の3つです。

 「AutoSize」をfalseにすることで,設計時に高さや幅を自由に変えることができます。
 「BDiMode」を「bdRightToLeft」にすることで,文字を右詰めにすることができます。
 「Color」で色を白くします。

 このほかに,高(Height)さや幅(Width)を変えたり,文字サイズを変えたりして,見栄えのよいものを作ってください。


 実は「BDiMode」を「bdRightToLeft」にすることで発生する不具合があるのですが,それは次回で述べていきます。





 その他にボタンコンポーネントを計18個配置します。18個の内訳は以下の通りです。

 Button1:数字キー 「1」
 Button2:数字キー 「2」
 Button3:数字キー 「3」
 Button4:数字キー 「4」
 Button5:数字キー 「5」
 Button6:数字キー 「6」
 Button7:数字キー 「7」
 Button8:数字キー 「8」
 Button9:数字キー 「9」
 Button10:数字キー 「0」
 Button11:小数点
 Button12:「+」キー
 Button13:「−」キー
 Button14:「×」キー
 Button15:「÷」キー
 Button16:「=」キー
 Button17:「C」キー
 Button18:「AC」キー


 次回は,プログラムの基本的な考え方と変数宣言を行います。

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