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セーブダイアログの使い方

 セーブダイアログは,データをファイルに保存するときに使います。。その簡単な使い方を紹介します。
 まず,フォームに,「memo」と「button」,それに「savedialog」を貼り付けます。
 
 この時点で,下のようになります。
 
  次に,Button1Clickイベントハンドラを呼び出し,以下のように記述します。

 procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
 begin
  if savedialog1.Execute then begin //セーブダイアログボックスを開く
   memo1.Lines.SaveToFile(savedialog1.FileName) //セーブダイアログボックスに入力した名前でmemo1の内容を保存する
  end;
 end;

 プログラムを実行し,メモ欄に適当に書き込みをして,ボタンを押します。
 
 すると,「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開きますので,そこで保存できます。
 
 しかし,ここでファイル名だけ入力して保存すると,拡張子のつかない状態で保存してしまいます。そこで下のように変更すると,ファイル名の最後に,「.txt」がなければファイル名に拡張子「.txt」をつけて保存し,拡張子が付いていればそのまま保存します。

 procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
 begin
  if SaveDialog1.Execute then begin //セーブダイアログボックスを開く
   if copy(SaveDialog1.FileName,length(SaveDialog1.FileName)-3,4)='.txt' then begin //もし名前の最後に「.txt」がついていれば
    memo1.Lines.SaveToFile(SaveDialog1.FileName); //そのままの名前で保存
   end else begin //それ以外のときは
    memo1.Lines.SaveToFile(SaveDialog1.FileName + '.txt'); //名前の最後に「.txt」をつけて保存
   end;
  end;
 end;

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