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王様の馬

西條八十 作詞
レハール 原曲
歌: 謡子

1
王様(おうさま)の馬(うま)の 頸(くび)の鈴(すず)
ちんからかんと 鳴(な)り渡(わた)る
日(ひ)はあたたかに 風(かぜ)もなく
七(なな)つの峠(とうげ)が 晴(は)れわたる

2
山(やま)のふもとの 七村(ななむら)に
青亜麻(あおぬめごま)の 花(はな)咲(さ)けど
ひとにわかれた 若者(わかもの)は
今日(きょう)も今日(きょう)とて すすりなく

3
王様(おうさま)の馬(うま)は 黄金(きん)の馬(うま)
御供(おとも)の馬(うま)は 泥(どろ)の馬(うま)
ほがらほがらの 鈴(すず)の音(ね)の
雲(くも)にひびくを なんと聴(き)く

4
山(やま)をめぐれど 恋人(こいびと)は
青亜麻(あおぬめごま)の 花(はな)がくれ
夢(ゆめ)と消(け)ぬべき 銀(ぎん)の鈴(すず)
おぼろおぼろに ゆくときも

5
日(ひ)はあたたかき 七村(ななむら)に
わかれしひとを 忘(わす)れねば
晴(は)れて悲(かな)しき 胸(むね)の鈴(すず)
ちんからかんと 鳴(な)りわたる