かけ算の筆算 Ver. 2.7
ソフト紹介
このソフトはかけ算のひっ算の練習ソフトです。答えだけでなく,途中の計算結果もすべてチェックします。
間違っていた場合、その数字に×印が表示されます。その数字を直して正解しないと次の問題に進めません。
問題は、「自動出題」,「入力した式から」の2つから選べます。
「自動出題」の場合、(二位数×一位数)から(四位数×四位数)までの式を表示できます。
「入力した式から」の場合、あらかじめ入力した問題を出題します。
(入力された問題は、ファイル保存できます。)
変更した項目は、次に起動したときにも引き継ぐことができます。
使用方法
ソフトを起動すると,画面全体に,マス目と,数字ボタンが表示されたパネルが表示されます。マス目の大きさは変更することができません。パネルは,場所と大きさを自由に変えることができます。
問題を出題するには,パネルの中の「問題を出す」ボタン,またはスペースキーかリターンキーを押してください。
問題が出題されると赤い枠が表示されますので,そこに数字を入力することができます。数字の入力は,パネルの中の数字キー,またはキーボードの数字キーでできます。数字を入力すると,枠は自動で移動します。
答えを入力したらパネルの「採点する」ボタン,またはスペースキーかリターンキーを押してください。正解なら○が表示され,間違っている場合,間違えたところに?が表示されますので,そこに正しい数字を入力してください。
小数のかけ算をする場合,パネルの中の「小数点をうつ」ボタンを押すと赤い枠の右側に表示されます。マウスで小数点が表示されるあたりをクリックすることでも,小数点が表示されます。
次の問題を出すときは,パネルの中の「問題を出す」ボタン,またはスペースキーかリターンキーを押してください。
出題が終わると,得点が表示されます。得点は,「かけ算成績.txt」に記録されます。
出題を変える場合,マウスを画面の上に持って行くと,メニューが表れますので,そこで変更してください。
メニューに表示されているのは,出題方法,計算方法,補助数字を使うかどうかの3つです。
出題方法は,「自動出題」と「入力した式から」の2つです。自動出題では,2位数×1位数から4位数×4位数まで選ぶことができます。それぞれの数字のところには,「0-9」の表示がありますが,これはそこの位に0から9までの数字をランダムに表示するという意味です。これを「0-0」にすると0だけが表示され,「7-8」とすると7か8だけが表示されるようになります。
計算方法は,乗数に0があるとき,「途中の計算を省略する」と「途中の計算を省略しない」の2通りです。
「途中の計算を省略する」を選ぶと,0のかけ算を省略する方法で採点します。「省略しない」を選んだ場合は0のかけ算を記入しないと正解になりません。
これは前回はどちらでも正解になるようにしていたのですが,今回補助数字を表示する関係で2つを分けました。
「補助数字を使う」にチェックを入れると,繰り上がりの数字を記入する枠が表示されて,補助数字を入力できるようになります。ただし,この機能は最後のたし算の計算には使えません。
メニューを閉じたいときは,マウスを下に持って行くと自動で閉じます。
ソフトを終了するときは,メインメニューの「終了」ボタン,または「Esc」キーを押してください。
見た目
計算途中で,補助数字を入力する枠が表示されている状態です。

使用上の注意点
このソフトは,変更した点を保存するため、ソフトが存在する同じフォルダ内に,自動的に“kakezan.ini”ファイルを作成します。ソフトを起動するときに、同じフォルダ内にkakezan.iniファイルがあればそれを読み込みます。ない場合は初期設定のままで起動します。
アンインストール方法
このソフトは,レジストリに書き込むことはしておりませんので,[かけ算の筆算.exe]ファイルと,[kakezan.ini][かけ算成績.txt]などを削除すれば完了です。
ダウンロード
